愛媛県は11日、新型コロナウイルスに感染し、県内の感染症指定医療機関に入院していた患者1人が10日午後に死亡したと発表した。県によると、7日から重症になっていた高齢者で、性別や年齢、居住地などは公表していない。新型コロナによる県内の死者は2人となった。
県は新たに松山市の30代の男性会社員と、8日に感染確認を発表した男性会社員の同僚の女性1人が新型コロナに感染したことも発表した。新たな感染者2人を加え、11日午後4時時点で県内の感染者は30人となった。
11日午後、県庁で会見した中村時広知事は、感染経路が確認できない事例や、2次感染が疑われる事例が続いたことから「松山市内での市中感染も否定できない。今後の経過次第では、松山市とその周辺地域に外出自粛を要請する可能性もある」と述べた。
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